2021年2月19日に放送された日本テレビのクイズ番組『頭脳王2021』で優勝し三度目の優勝を果たした「東大医学部の神脳」こと河野玄斗さん。
番組の中ではオセロで河野玄斗さんは、AI(人工知能)コンピュータを相手に勝利を収めましたが、この時のAIコンピュータの設定に関して、
「明らかにおかしいのでは?」
「わざと弱く設定されてるんじゃない?」
と物議を醸しだしています。
日本で最も優れた「頭脳」の持ち主を決める大人気特番『最強の頭脳 日本一決定戦! 頭脳王』(日本テレビ系)。2月19日の放送で行われた〝とあるチャレンジ〟に対して、視聴者からはヤラセを疑う声が続出している。
引用元:まいじつ
この記事では、問題になっているシーンやAI制作者のコメントなどをまとめさせて頂きました。
もくじ
【頭脳王2021】オセロのAI設定がおかしい!
まずは、こちらが問題になっている河野玄斗さんがAIコンピュータにオセロで勝つシーンです。
オセロは通常とは異なり、最初から盤上の周囲が石で囲まれているところからスタートしています。
当時、河野玄斗さんも「コンピュータ相手だと、一手のミスが命取りだから緊張感がやばい」と投稿。
当初は劣勢を期していた東大医学部の神脳こと河野玄斗さんですが、徐々に本領を発揮、最終的には河野玄斗19枚、コンピューター17枚で勝利を収めています。
『オセロの達人』がヤラセ問題を提起
しかしながら、この人類の歴史的な勝利に対してAIの完全解析をした上で「明らかにおかしい!」という方がツイッター上に登場。
- 河野玄斗さんの対戦では、AIが確実に勝利できる場面設定になっていたはずなのにAIが負けた
- 負けた京大の方との対戦時と勝利した東大の河野玄斗さんとの対戦時ではAIの設定が完全に異なっている
この投稿をしたのは「オセロクエスト八段」というとってもオセロに詳しそうな「yuki_cnv」という方。
さらにオセロの達人は、この方は立て続けにこの投稿。
要約すると、
- AIコンピュータと言いつつ、番組側で実際の操作をしていたはず(番組側の意思で勝者を決められた)
- 初期の石の配置(周囲が石で囲まれた状態)が、そもそもAIが絶対に勝てる設定であったのに負けたのは、番組が仕組んでいた(やらせ)であったのは間違いない
オセロでやらせ問題になっているシーンはどこ?
コチラの方の投稿では勝利した河野玄斗さんと負けた京大の方では、全く同じシーンにも関わらず、3手目が違ったと言っています。
確かにそもそも周囲が石に囲まれている設定の中で、始まっているので全く同じシーンであればAIコンピュータが選択するべき「勝利する上で一番可能性が高い手」というのが対戦相手によって変わるのは不自然な感じがします。
AIコンピュータの解析結果は?
この手について、AIの解析をした方は京大の方の時は+10とコンピュータにとって有利な手を選択しているにも関わらず、東大の河野玄斗さんとの対戦時には+2と明らかに打つ手としておかしかったことを主張しています。
この状況であればAIコンピュータは間違いなく+10のところに置くべきでしょうね。これは何か見えない力が働いているのでは…?
【頭脳王2021】オセロのAIプログラム制作者の見解は?
この一連の炎上騒ぎを知ってか知らずか、AIプログラムを制作したという方が「頭脳王で使っているオセロは弊社の開発です!」と投稿をリツイート。
AIプログラムを作ったのはどうやら、このAVILEN株式会社の取締役の吉田拓馬さんと言う方。
この方に対して、ネット民からは質問攻め。
- あえて最善を打たないように番組が工夫している
もはやこれは「やらせ」を認める決定的な証拠発言ではないでしょうか…?
- 普通にやればAIの勝利だったが、そうならない様に番組側が設定を変更していただけで問題は無い
- プログラムは提供したが、番組側がどう使ったかは関与していない
う~ん。恐らくプログラム自体には問題は無かったんでしょう。
やらせも否定していますが、そもそも京大の方と東大の河野玄斗さんの時で設定が違うのが大きな問題ではないでしょうか?
【頭脳王2021】番組のやらせを証言する声も?
こちらはツイッター上で炎上する河野玄斗を見て、「頭脳王はやらせだらけ」と証言するDMがインフルエンサーの滝沢ガレソさんのところに寄せられたものです。
この方によると、過去に同番組に出演した東大医学部の学生からはこの様な証言があったとの事です。
- 計算中に河野がミスをしていたら、カメラの写らないところでそれを指摘する紙が渡されていた
- 河野玄斗に対してだけクイズに出題予定の細かなジャンルまで(紅白の出場歌手についての問題が出るなど)事前に伝えられていて、河野が優勝するように作られていた
このDMだけで真偽を決めつけるわけには行きませんが、事実だったとしたら大きな問題です。送られた方のプロフィールを見るとどうやら本当に東大医学部の方だったようです。
【頭脳王2021】番組は過去にもやらせをしていた?
過去にさかのぼる事2018年。当時、『頭脳王』で「日本一の頭脳王」ともてはやされていた水上颯(みずかみ そう)さんは、自身のツイッターで番組のやらせを匂わせるこちらのとうこう。
去年の時には口を酸っぱくして「フェアにやってくれ」って言ったんだけどな…一年経っただけでコレじゃがっかりしちゃうな
その後、この投稿が消されてしまった事から余計に「番組から圧力がかかって消させられたに違いない」という番組のやらせの憶測を広めることとなってしまいました。
【頭脳王2021】オセロのヤラセ疑惑にネット上の声は?
やっぱそうゆうことだよな、中学の時五目並べじゃ長いからって3目並べで遊んでたことあるけど3目も4目も必勝法見つかっちゃって五目しか勝たんになったことがあって、この設定も絶対必勝法あるやろとは思った。
あー、頭脳王オセロのやらせはちょっとタチ悪いなぁ テレビのやらせとかあんまどうでもいい派やけど好きな番組やったのと天才同士の戦いに外野から水刺す感じが気悪い
頭脳王のオセロの難易度変更が事実ならば… クイズ番組って ・解答者が芸能人 ・優勝しても名誉だけ なら多少の「難易度変化」は『演出』と捉えることもできる でも ・解答者は(一応)「素人」 ・優勝賞金100万円 こんな状況下で人によって難易度を変えるってのは『やらせ』になっちゃうよなあ…
オセロの辺りは軽くしかみてなかったけど、AIを越えた!!みたいなの嬉々としていっててなんかなぁ、とはなってた。 やらせかどうかはよくわかんないけど、どうとでもできるもんね…。
確かにAIの設定を甘々にしていたのだとしたら、「人間がAIを超えた!!」というのは完全に過剰な演出と捉えられても仕方がないですよね。
東大医学部の神脳こと河野玄斗のプロフィール
- 名前:河野玄斗(こうの げんと)
- 愛称:げんげん
- 生年月日:1996年3月6日
- 出身地:神奈川県
- 学歴:東京大学医学部卒業
- 身長:182cm
- 体重:70kg
- 職業:タレント、著作者、YouTuber
日本の大学受験において最難関とされる東京大学理科III類に現役合格し、在学中の21歳の時(医学部三年時)に司法試験にも一発で合格しています。
日本テレビのクイズ番組『頭脳王』では「東大医学部の神脳」と呼称されています。
しかしその一方で、過去に付き合っていた彼女が妊娠した際、産みたいという女性に対し河野さんが中絶を提案されたそうですが、中絶の説得をする時に『今はまだ脳が発達していないから生き物ではない』『悲しい等の感情はない』というサイコパス発言をして炎上した経緯もあります。
今回の炎上について、番組側に問題があったのか?もしくは河野玄斗さんも何かしら事情を知っていたのかは分かりませんが、オセロのAI設定に不自然な点があったことはどうやら事実の様です。
今後も頭脳王と河野玄斗さんに注目していきたいと思います。