YouTubeやオンラインサロンなどで活躍している竹花貴騎さんが経歴を詐称していたんじゃないか?と言われて話題になっていましたね。
自身の過去の経歴を「Google出身」と表現していたにもかかわらず、実際は「業務委託」であったということで、炎上してしまいました。
これについては、10月26日に本人がYou Tubeチャンネル「竹花貴騎MUPビジネスカレッジ」上で「今回の騒動について」という形で動画をアップされて釈明され、コチラの動画の中で竹花さんは「Google出身」という経歴は「業務委託」でした。と正式に認めていました。
しかしながら、この動画が投稿された後も、
「リクルートで働いていたのはホントなの?」
「LIMの海外のオフィスって実在するの?」
など、様々な声がネット上で飛び交っていました。
さらに「たろ@国際弁護士」さんも下記の様に述べています。
確かに「Googleと解決済み」か否かという事よりも、ポイントは竹花さんを「若くしてGoogleに入社した超優秀な方だ!」と信じて商品を購入されたり、オンラインサロンなどのサービスを受けた方がショックを受けたかもしれませんね。
さらに「従業員がフリー素材?」とか、「海外のオフィスの住所が実在しない?」みたいな噂もが出てきたので、結局どうだったのか?検証してみました。
もくじ
竹花貴騎の経歴詐称はGoogleだけじゃない?リクルートやオフィスも次々に疑惑
You Tube動画上で「Google出身」は「業務委託」であったことを正式に認めている竹花さんですが、ネット民はその他にも経歴詐称があったのではないか?と躍起になって探しています。
改めて竹花さんの経歴を確認してみましょう。
【会社紹介】
元Google出身者である竹花貴騎によって設立。23歳で東証一部上場グループ海外拠点の最年少COOとして東南アジアを中心に世界で活躍した後、リクルートホールディングス戦略室にて勤務。2017年にSNS分析及びSNSマーケティング会社Limを設立し完全独立。設立1年半ですでにライザップやソフトバンクなどの大手を始め7500社の集客実績を叩き出す。マーケティングが主事業の同社は自社集客ノウハウの強みを活かし国内国外合わせ数十店舗を展開。現在5社をホールディングス化し幅広い事業拡大を国内で行いつつ、2018中旬にアジア展開のため本社機能を香港に移転。
引用元:https://ledge.ai/2018-12-21-16910364935c1c4dc1c7577/
竹花貴騎は本当にリクルートホールディングス戦略室で働いていた?
竹花さんはリクルートでも働かれていたことが過去のプレスリリースでも確認することができます。
しかしながら、これに対して疑問の声もあったようで竹花さんはインスタにこんな投稿。
こちらには竹花さんのリクルート時代のモノと思われる名刺が写っておりこのように書かれています。
リクルートに戦略室なんて部署はない。
竹花氏はリクルートで見たこともない。
よって竹花氏はリクルートではない。
①間違えた、戦略企画室だった。
②社員3万人だから会うのが奇跡やで。
③出張8割だからまず会社にいない。
→と、こうやってこの国は一個一個説明を求められるのか?アホすぎて死にそう。
サイトにフリー素材使えば叩かれるのか。笑
当時女性社員がいなかったからな。
じゃあ、柿本に変えるかな。笑
「間違えた、戦略企画室だった。」
と書いてあることが分かります。
個人的には、リクルートで働いていること自体が詐称だったとしたら大きな問題とは思いますが、部署名が「戦略室→戦略企画室」だったぐらいの話であれば、大した問題ではない気もします。
これに関しては、グレー判定ですね。
竹花貴騎のLIMのサポート担当の女性は存在しない?
しかしながら、先ほどのインスタの投稿については「フリー素材」についても触れられています。
「サイトにフリー素材使えば叩かれるのか。笑」
あのインスタ画像がホンモノだとすると、「フリー素材を使ったこと自体」はご本人も認めたことになりそうです。
「Lim入社歴3年、Lim東京オフィス、趣味は皇居マラソン スイーツ女子を保つためのマラソン女子です。」
サイトにフリー素材を使うこと自体は問題ないと思いますし、竹花さんも動画内で「大手もやってる」と弁明していましたが、画像だけならず「飯倉さん」という実在しない社員がさもいるかのように誤認させるような行為であれば問題だと思われます。
そして、シェフの画像もLimとは関係ないフランスにあるレストランのシェフの画像を勝手に使っているのではないかという疑惑もあるようです。
子の画像も後にすぐ消されていたので、かなり怪しいと思われます。
竹花貴騎のLIMの海外のオフィスは存在しない?
こちらは竹花貴騎さんが代表を務めるLIMのホームページに掲載されていた情報(10/27日時点では削除。)ですが、どうやら海外のオフィスとして使われていた画像が、他社のオフィスのロゴを入れ替えただけ?という疑惑が持ち上がっています。
ちなみに、グローバル本社として使わていた画像のホームページはコチラ。
これに関しては、竹花さんが動画内で加工を認めていましたね。完全にアウトなヤツです。
竹花貴騎の「竹花財団」の画像や映像はフェイク?
竹花財団が運営しているとされるフィリピンの学校も実際は全然関係ない学校だという情報も。
その後、現地の学校が「撮影当日だけこの看板を付けた。これから我々も声明を出す。」と言っているようですので、今後の動きにも注目です。
竹花貴騎のバリの自宅はホテルだった?
こちらの投稿によると竹花さんがYou Tubeで2020年3月12日に投稿されたバリのご自宅はどうやらホテルだったという事のようです。
もしかすると竹花さんがこの物件を所有されていて現在は貸出しているという可能性もありますので、こちらの判断はお任せします。
竹花貴騎のハワイ州立大学卒業は本当?
竹花貴騎さんはハワイ州立大学を卒業と言っているようですが、そこにも疑惑があるようです。
コチラの写真はハワイの語学学校に行っていたという証拠写真として上げられていたものです。
語学学校を卒業後、ハワイ州立大学に行っている可能性ももちろんありますが、ラファエルさんとの動画(現在は削除済み)の中では、
「コミュニティカレッジを卒業した」と発言しているというウワサもあり、真偽のほどは定かではありません。
竹花貴騎が撮影したマニー・パッキャオはニセモノ?
竹花さんが以前インスタで一緒に撮影していた元プロボクサーのマニー・パッキャオさんとの写真ですが、こちらもソックリさんの「マニー・パクシウ」さんとのウワサもあるようです。
竹花貴騎が大勢の外国人の前で行ったセミナー画像は合成?
確かにこれを見るとが窓に写り込んだ画がプレゼンの画像と違うようにも見えますね…。
竹花貴騎の経歴詐称問題の経緯は?
そもそもの発端は田端慎太郎のYou Tube動画
そもそもの今回の騒動のきっかけはライブドア出身でLINEやZOZOなどでの広報経験もある田畑信太朗さんのが10月20日に「インチキ経歴の見抜き方」を動画で投稿。※その後、タイトルが変更されています。
竹花さんからコラボの話を受けた田端さんが、
貴殿は「Google出身」なのですか?
と経歴について質問したところ、
これに対して竹花さんが丁寧にこのように返信しています。
「すでにこちらの表現についてはGoogleとは話も住んでいますが、2013年頃よりGoogleオフィス(六本木ヒルズ)に常勤し業務委託として勤務しておりましたが、「出身」という表現は去年あたり全メディアにて訂正し告知しています。」
これに対して竹花さんも反応。
しかしながら、田端さんの攻撃はさらに続きます。
たしかに「出身」と表現していたら「正社員として働いていた」というイメージを持つ人が大半であるのは間違いないと思いますが…。
さらには経歴とは関係ない竹花さんの記事を批判して注目を浴びています。
イケハヤ@ビジネス系You Tuberも便乗で炎上騒ぎ
さらにビジネス系You Tuberであるイケハヤさんがツイッターでこの騒動に便乗したことで、炎上騒ぎはさらに広がります。
こちらはすでに消された記事とのことでどこから見つけたのか分かりませんが、Googleでの勤務が「業務委託」だとしたら、このGoogle社での入社面接のくだりなんかは完全なる作り話としか思えず「経歴詐称」と言われても仕方ない気がします。
しかしながら、冒頭に紹介させて頂いた「今回の騒動について」という動画の中で、こちらの文章に関しては竹花さんご自身ではなく誰かが面白おかしく書いたため、竹花さんに文責は無いというニュアンスの事をおっしゃっています。
しかしながら、イケハヤさんはさらにブログで竹花さんの商品がスパムだと批判されています。
まあ今回は経歴詐称が焦点だと思うので、商品のクオリティについては関係ない気がするのですが、イケハヤさんも炎上好きですね…(笑)
元青汁王子(三崎優太)も参入でカオス状態に!
そしてとうとう全然関係なさそうな気がする元青汁王子こと三崎優太さんも参入してカオス状態にw
1時間380万円のコンサルは確かに普通に考えればメチャクチャ高いですが、購入者が「それだけの価値がある」と考えるのであれば、個人的には全く問題ないと思います。
しかしながら、購入者が購入の可否を決める判断基準の1つとして竹花さんの「Google出身」という経歴が「正社員」を想起させ、購入の判断に大きな影響を及ぼしていたとしたら、それは議論の余地があるのかも知れません。
これに対しては、竹花さんも反応、そして弁護士の方も見解を述べています。
竹花さん自身は確かにトークもうまいですし、提供されているコンテンツなども素晴らしいものが多いので、こんなことで信用を失ってしまったらもったいないですよね。
竹花貴騎の経歴詐称問題にネット上の声は?
「そんなの気にしないよ」って方も一定数はいるみたいですね。
特に竹花さんが主宰されているサロンの会員の方はそういう方が多いようです。
やはり提供されている「コンテンツ」自体はクオリティーが高いという声が大きいようですので、それだけにこんなことで信用を失ってしまったらもったいないと思いますね。
凄く冷静なご意見ですね。同意です。
竹花貴騎はMUP生徒向けに釈明動画をアップ
竹花さんは10月29日に自身が運営されているコミュニティーメンバーに向けて釈明の動画をアップしています。
動画で主張されている基本的なポイントは、
- ものすごいスピードで売り上げが伸び会社の規模が大きくなってきたので、HPにGoogleからの画像や動画の転用があったりなどコンプライアンスに関する認識が不十分だった
- 20代前半の若い頃は虚勢を張るために、ウソをついたこともある
- 竹花財団に関する活動に関して寄付をしたことは事実だが、学校自体は運営していたことはウソと認める
- 過去に関わっていた人間に詐欺をして飛んだ人間はいるが、竹花さん自身は名前を使われただけで自分自身の関与は一切ない
- SMSでも正式に働いていた。フィリピンでは業務委託だったがVPだったのは事実。
- コンテンツには自信があるから、これからも信じてついてきて欲しい。
これまで上がっている全ての疑惑に対して答えているわけではないですが、数々の疑惑に対してはおおよそ認められた形のようです。
竹花貴騎の経歴詐称問題まとめ
「Google出身」が「業務委託」であったことから始まり、
- リクルート時代の経歴
- 海外オフィスの実態の有無
- スタッフやシェフの実態の有無
- 他サイトからの画像転用
様々な疑惑が持ち上がっている竹花さんですが、若くして活躍されている経営者ですし、27歳で1億円を寄付されるなど、そう簡単に誰かにマネできることではありませんし、これらの疑惑から彼が行ってきた素晴らしい活動自体が否定されるのは間違っていると思います。
しかしながら、ビジネスでは信頼関係が重要なのも確かです。
この騒動で失われた信頼がどれほどかは分かりませんが、信頼関係の構築には相当の時間を要するかも知れませんね。
ちなみに最近、かつての竹花さん並みに話題になっているのが、澤泉陸の経歴詐称疑惑です。気になる方はコチラの記事もどうぞ。