世界3大映画祭の1つである、ベルリン国際映画祭で審査員グランプリ(銀熊賞)に濱口竜介監督の『偶然と想像』が選ばれ注目を集めていますね!
濱口竜介監督の『偶然と想像』は、3つの短編作品からなる映画です。
いずれの作品も、偶然の出会いや出来事がきっかけで物語が大きく動き出すのが特徴で、ほとんどのシーンが2人の登場人物の会話だけで構成されています。
予告編の動画が有りますので、こちらをご覧ください。
そこで今回は、濱口竜介監督がどういう経歴をされているかに注目し、高校や大学などの学歴、結婚や子供、そして代表作などについても徹底調査しました!
すると過去の代表作でとんでもない不倫騒動を起こしていたり…ということが分かってしまいました。
もくじ
濱口竜介監督の経歴・学歴『学歴偏』
濱口竜介監督の高校はどこなのでしょうか?
残念ながら高校は公表されていませんでしたが、小学校の頃から勉強はそれなりに出来たそうですが、父親の仕事の都合で中学校までは2年ごとに転校していたそうです。
父親が仕事の関係で2年ごとに転勤していたので、高校に入るまでの小学校、中学校は転校ばかりで、まあ、たいへんと言えばたいへんでしたね。小学校のときは勉強がそれなりにできたので、「ぽっちゃりした子が転校してきたけど、実は頭がいいみたい。本人曰く、2年くらいしかここにはいないらしいよ」という感じ
引用元:http://www.l.u-tokyo.ac.jp/interview/graduates/vol_10/
濱口竜介監督の出身大学は?
東京大学 文学部美学芸術学専修課程卒業
東京大学と言えば言わずと知れた日本を代表する超一流の頭脳を持った者だけが入学を許される大学です。濱口竜介監督は2歳年上の兄がいて、兄が東大に通っていたため、自分も行けるに違いないと思ったそうです。
現役受験では失敗して浪人していますが、浪人している間は予備校に通って一生懸命勉強したらしく、一浪後の1998年に無事東大合格を果たしています。
濱口竜介監督は大学で映画研究会に所属
濱口竜介監督は大学時代は映画研究会に入っていたそうです。
当時はみんなが知っているような映画監督の名前を全く知らなかったそうで、感化されてサークルに入り浸っていたそうです。
この頃、自分の興味がほぼ映画だけに向いていくということを感じたため「美学芸術学研究室」に入ったそうですが、卒論のテーマとして映画が選べるというだけであって映画の授業は一切なかったそうです。
また大学1、2年時は第二外国語として中国語を専攻していたそうですが、フランス語やドイツ語も出来ないと話にならないと言われ、慌てて2年の後半から勉強したそうです。
濱口竜介監督と同じ東京大学出身の映画監督と言えば…
- 山田洋次 『男はつらいよ』『たそがれ清兵衛』など
- 高畑勲 『火垂るの墓』『おもひでぽろぽろ』など
- 今井正 『また逢う日まで』『ひめゆりの塔』など
- 船橋淳 『ビッグ・リバー』など
- 中田英夫 『リング』『仄暗い水の底から』など
…などがいるようですね。
東大は勉強ばかりで卒業生はみんな官僚になるのかと思えば、芸術肌の映画監督たちも東大の卒業生が多く驚きですね。
濱口竜介監督の出身大学を地図で確認
東京都文京区本郷7丁目3−1
濱口竜介監督の出身大学院は?
東京芸術大学大学院 映像研究科修了
濱口竜介監督は映画の助監督やテレビのアシスタントディレクターを経て、2006年28歳の時に東京芸術大学の大学院に入っています。
東大を卒業してもまだ飽き足らずに大学院に入り直すなんて、よほどお勉強が好きなのかも知れませんね。
濱口竜介監督と同じ東京芸術大学出身の映画監督と言えば…
- 野村萬斎(狂言師)
- 石丸幹二(ミュージカル俳優)
- 坂本龍一(作曲家)
がいらっしゃるようですね。
濱口竜介監督の出身大学院を地図で確認
東京都小金井市貫井北町4丁目1−番, 1号
濱口竜介監督の経歴・学歴『経歴偏』
濱口竜介監督はこれまでに数々の映画作品を撮られていて、賞を受賞したことも有ります。
東日本大震災以降の東北地方の人々を映した「東北記録映画三部作」の『なみのおと』『なみのこえ』『うたうひと』を制作しています。
濱口竜介監督と言えば「気仙沼」というイメージをいだかれている方も多いのではないでしょうか?
濱口竜介監督の過去の作品一覧
長編映画
- 何食わぬ顔(2003年)
- SOLARIS(2007年)
- PASSION(2008年)
- THE DEPTHS(2010年)
- なみのおと(2011年)- 酒井耕との共同監督
- 親密さ(2012年)
- なみのこえ 気仙沼(2013年) – 酒井耕との共同監督
- なみのこえ 新地町(2013年) – 酒井耕との共同監督
- うたうひと(2013年) – 酒井耕との共同監督
- ハッピーアワー(2015年)※第89回キネマ旬報ベスト・テン3位
- 寝ても覚めても(2018)※第92回キネマ旬報ベスト・テン4位
- スパイの妻《劇場版》(2020)※脚本のみ
- ドライブ・マイ・カー(2021公開予定)
短編映画
- 映画を見に行く(2001年)
- はじまり(2005年)
- Friend of the Night(2005年)
- 遊撃(2006年)
- 記憶の香り(2006年)
- 永遠に君を愛す(2009年)
- 不気味なものの肌に触れる(2013年)
- 天国はまだ遠い (2016年)
- 偶然と想像(公開時期未定)※短編オムニバス
テレビドラマ
- スパイの妻(2020年)※脚本のみ
濱口竜介監督『過去の代表作』で不倫?
濱口竜介監督の代表作『寝ても覚めても』は作品の素晴らしさもさることながら「不倫」で大きな話題となってしまった作品でした。
実はこの作品で「不倫」が話題となったのは濱口竜介監督ではなく、この作品に主演していたのが、あの東出さんと唐田さんだったんです。
何100回と繰り返しワイドショーでも報道され、皆さんもこのシーンは見覚えがあるのでは無いでしょうか…?
カンヌ国際映画祭でレッドカーペットを歩かれるなど評価された作品ですが、バイアスなしでは見れないですよね…。
濱口竜介監督は結婚してる?子供は?
濱口竜介監督は結婚しているのでしょうか?
2021年現在の年齢は42歳ですので、結婚してお子さんがいらっしゃっても不思議ではありません。
しかしながら、結婚しているという情報は一切見つかりませんでしたので、恐らく独身では無いかと思われます。
ですのでお子さんもいらっしゃらないと思います。
29歳で大学院を卒業し、映画監督として数々の作品を作ってきたとはいえ、経済的にも不安定な職業では無いかと思いますので、監督として本格的に注目をされてきて、今後結婚という事もあるかも知れませんね。
濱口竜介監督のベルリン映画祭で銀熊賞受賞に世間の声は?
濱口竜介監督の『偶然と想像』が、ベルリン映画祭の銀熊賞を受賞したみたいです。おめでとう御座います!これを機に、特集上映組んでほしいですね。『ハッピーアワー』や『スパイの妻』は、本当に良かったものなあ。『ドライブ・マイ・カー』の上映も楽しみです。
珍しく、こういう新鋭/気鋭のかたの中で、観ている監督さん。 凱旋上映でも、やってくれたら良いなあ。
濱口竜介監督『偶然と想像』 ベルリン国際映画祭で銀熊賞受賞! 楽しみだな! 早く観たい!
濱口竜介監督といえば『寝ても覚めても』が代表作だと思うけど、主演の二人のプライベートな事情でどうしても先入観無しには見れなくなってるので、この銀熊賞作品はすごく楽しみだ。
今回のベルリン映画祭では、作品の中身にスポットが当たってよかったですね(苦笑)