伝説のサッカー選手アルゼンチン代表ディエゴ・マラドーナ氏。
1986年のメキシコワールドカップの「神の手ゴール」や「伝説の5人抜き」は、例えサッカーファンで無くとも聞いたことがあるのではないでしょうか?
そもそも現役時代からがたいの良い選手ではありましたが、引退後は異常なまでに太り、薬物使用などもあったため、健康的にも問題が多かったようです。
この記事では、マラドーナの現役時代から現在までの体型や顔の変化がわかる画像をまとめました。
もくじ
マラドーナの体型の変化がヤバかった!衝撃画像の数々【時系列まとめ】
引退後に太ってしまう選手は少なくありませんが、マラドーナほど劇的に太ってしまった選手も珍しいのではないでしょうか?
肥満が原因で命の危険が脅かされていると言われるほどの太り様でした。
現役時代から現在までの体系変化を思い出の名シーンと共に振り返ってみましょう。
その①:若々しいマラドーナ(1981年:20歳)
まだ20歳で、髪もフサフサ。
当時はアルゼンチンのボカ・ジュニアーズでプレーし40試合に出場し28ゴールと驚異的な活躍をし、翌年スペインの名門バルセロナに移籍しました。
その②:全盛期のマラドーナ(1986年:25歳)
コチラは1986年のFIFAワールドカップのマラドーナ。カーリーヘアーが彼のトレードマークでした。
この試合でマラドーナは「手」でゴールを決めています。
ちなみにマラドーナは2017年にビデオ・アシスタント・レフェリー(VAR)が議論になった時に採用を支持し、「映像判定技術があれば問題のゴールは認められなかっただろう」と自ら話しています。
そしてこの試合では未だに伝説となっている「5人抜きゴール」を披露!
ワールドカップの準々決勝という舞台で宿敵イングランド相手に決めたゴールとあって、30年以上経った今でも未だに多くの人が歴代ナンバーワンゴールに選出する名ゴールシーンです。
その②:コカイン使用疑惑で逮捕されるマラドーナ(1991年:30歳)
1991年コカイン使用疑惑で逮捕されるマラドーナ。
ちなみに、この頃日本ではJリーグ発足に向けて各クラブが補強を進めていて目玉の選手として名古屋グランパスに年俸15億円で加入がほぼ内定していました。
そんな中での逮捕となり、日本行きは立ち消えになっていしまいました。
Jリーグで見たかったですね…。
その③:ワールドカップから追放されるマラドーナ(1994年:33歳)
1994年アメリカワールドカップでのマラドーナ。
ギリシャ戦で得点を挙げるも、試合後のドーピング(禁止薬物使用)検査で陽性反応を示して大会からの即時追放と15か月の出場停止処分を受けました。
ちなみに、1994年2月には自身の別荘に押しかけた報道陣200名に対して空気銃を乱射し、数名に軽症を負わせています。
その④:引退直後のマラドーナ(1997年:36歳)
キャリアの終盤を再びアルゼンチンのボカ・ジュニアーズで過ごしていたマラドーナですが、1997年には6年間で3回目となる薬物検査で陽性反応を示して引退を余儀なくされました。
後年は薬まみれでつちょっと残念なマラドーナですが、引退後に出演したバラエティ番組でマラドーナ自身が(対戦国ブラジルの選手の)給水ボトルに睡眠薬を混ぜていたことも暴露しています(笑)
その⑤:激太りしてしまったマラドーナ(2000年:40歳)
現役引退後は薬物依存や不摂生による体重増加などが原因で入院・手術などを繰り返し、なんと122kgにも達した時があったというマラドーナ。
それでもサッカーボールはいつまでもトモダチ。
ちなみにこの年にはドイツのマテウス選手の引退試合に出場しているマラドーナ。
太っても往年のテクニックは健在だったとか。
その⑥:アルゼンチン代表監督時代のマラドーナ(2010年:50歳)
2008年にアルゼンチン代表監督に就任したマラドーナ。母国をワールドカップ優勝に導くために立ち上がります。
手術もして、一時期よりはだいぶ痩せています。
2010年の南アフリカワールドカップではこんなおちゃめなシーンも。
試合中にボールを蹴って審判に怒られてしまうマラドーナ。
「ちょっとだけじゃん」とでも言ってるのでしょうか?
こういったおちゃめな所がこの人の憎めないところですね(笑)
その⑦:整形して女っぽくなってしまったマラドーナ(2015年:55歳)
2015年ベネゼエラの番組に出演したマラドーナは突然女性っぽくなってしまっていました。
目の下のシワの除去、二重あごの補正、頬の脂肪吸引などを施術したもようで、当時付き合っていた恋人の要望でやったそうです。
ちなみに整形は2回目で2007年にもしたことがあったそうです。
ビフォーアフターを比べてみると…
あまりの代わり様に「ママドーナ」と呼ばれてしまっていました(笑)
その⑧:還暦を迎えたマラドーナ(2020年:60歳)
2020年10月30日に還暦を迎えたマラドーナは記者に「欲しいものは?」と聞かれ、このように答えていました。
「何もない。この殺人的なパンデミックをなくしてほしい」
「全ての人を平和にしてほしい。特に国、国民、そして子供たちが自分自身を守ることさえできないほど貧しい国からはなくなってもらいたい」
「アルゼンチンでは、世界の他の多くの地域と同様に、飢餓と仕事を失わせ、人々の尊厳を貪り食うウイルスを打ち負かすことができると願っている」
引用元:超サッカー
マラドーナの体型&顔の変化がヤバかった!まとめ
2020年11月2日に体調不良を訴えブエノスアイレス近郊の病院に入院。硬膜下血腫と診断され、その後転院した病院で3日に脳血栓を取り除く手術が行われていました。
マラドーナの主治医は術後の経過が良好であることを示唆していましたが、11月25日にとうとう帰らぬ人に…。
色々と問題も多かった選手ですが、本当に誰からも愛された素晴らしい選手でしたね。
ディエゴ・マラドーナのご冥福を心からお祈りいたします。