マツコ・デラックスさんが所属する芸能事務所「株式会社ナチュラルエイト」の代表取締役社長である「大橋由佳」さんは、くりぃむしちゅー(有田哲平・上田晋也)の元マネジャーでした。
2009年に大橋さんが、くりぃむしちゅーを引き連れる形で独立し、「株式会社ナチュラルエイト」を設立しました。
「元くりぃむしちゅーのマネジャーの会社に、どうしてマツコが所属してるの?」
と疑問に感じた方も多いのではないでしょうか?
またネットで「ババァ大橋」と呼ばれる理由や、すべらない話、くりぃむナントカ、オールナイトニッポンなどでも紹介された大橋由佳社長の衝撃的なエピソードについても掘り下げつつ、気になる経歴と過去の画像をまとめました。
もくじ
大橋由佳の経歴は?ナチュラルエイトって?
大橋由佳は「くりぃむしちゅー」の元マネジャー
大橋由佳さんは、株式会社プライムという芸能事務所の元社員で、「くりぃむしちゅー(当時:海砂利水魚)」のマネージャーをしていました。
プライム時代の大橋由佳さんは自身がチーフマネジャーを担当していたくりぃむしちゅーのブレイクの可能性を強く信じ、積極的な売り込みも功を奏して徐々に仕事を増やしていったそうです。
そんな大橋由佳さんが独立したのは2009年、くりぃむしちゅー他数名の芸人を引き連れる形で株式会社ナチュラルエイトを設立しました。
くりぃむしちゅーも今ほどではないにせよ、既にゴールデンの時間帯で冠番組を持ったり、「24時間テレビのパーソナリティー」になるなど、売れてからの事務所移籍は珍しく、当時はちょっとした話題になりました。
きっと、くりぃむしちゅーのお二人も大橋さんのことを信頼していたんでしょうね。
マツコ・デラックスが成功できたのは大橋由佳のおかげ
マツコ・デラックスさんが大橋由佳さんの事務所である株式会社ナチュラルエイトに所属したのは、フジテレビの深夜番組「ペケポン」で大橋さんに出会ったことがキッカケだそうです。
2005年にTOKYO MXの「5時に夢中!」でコメンテーターを務めて以来、当時マツコさんはテレビに出始めていたものの事務所には所属しておらず、ちょうど悩んでいた時期だったそうです。
当時はまだプライム社員だったころの大橋さんに出会い、独立の話を聞かされたマツコさんは「もし事務所に入るんだったら、この人に頼もう」と直感的に感じたそうです。
独立当時、所属タレントは元プライムのメンバーだけで、くりぃむしちゅーとは「これ以上人は増やさない。」と決めていたそうですが、大橋さんが「あのデブを入れたいんだけど…?」とマツコさんのことを相談したところ、くりぃむしちゅーも「アレだったらいいんじゃない?」と快諾したという逸話もあります。
その後は誰もが知っている通り、マツコさんを見ない日は無いぐらいの大活躍ですし、マツコさんもかつて出演した鶴瓶さんのラジオ番組で「タレントとして大成できたのも大橋社長のおかげ」と発言するなど、大橋さんに絶大なる信頼を寄せています。
大橋由佳の事務所には元NHKの有働由美子アナウンサーも所属
そんな大橋さんが設立したナチュラルエイトですが、非常に小さな事務所です。
マツコさんもかつて「しゃべくり007」に出演した際に「小さな事務所」と言っています。
所属する方を見てみても…、
そんな小さな事務所に、2018年4月26日に超大物の元NHKの有働由美子アナウンサーが所属しました!
当時NHKの看板アナウンサーであった有働由美子アナウンサーの独立に驚いた人も多かったと思いますが、有働アナの友人であったマツコさんが誘ったことで、ナチュラルエイトに入ることになったそうです。
当時、大橋社長は「40過ぎのオジサンばかりの事務所だったのに、今度入ってきたのはオバサン。ジジイとババアの事務所になりました(笑)」と言っていたそうです。
こういう事が言えるのは、社長と所属タレントとしての垣根を超えた信頼関係があったからといえるのかも知れませんね。
大橋由佳さんの年齢は公表されていませんが、出演当時の顔写真から判断すると恐らく現在は50代ではないでしょうか?
2019年に入って「ぐるナイおもしろ荘」で優勝した「エイトブリッジ」も加入し、現在ナチュラルエイトに所属するタレントはこちらの6組です。
- くりぃむしちゅー
- マツコ・デラックス
- 有働由美子
- コトブキツカサ
- 浜ロン
- エイトブリッジ
大橋由佳の事務所は立花孝志さんと過去にトラブルも
大橋由佳さんが社長を務める株式会社ナチュラルエイトですが、NHKから国民を守る党の党首である立花孝志さんとかつて裁判沙汰のトラブルになっています。
原因はマツコ・デラックスさんが出演したテレビ番組で立花孝志さんが代表を務める党に投票した人のことを「気持ちが悪い」といったニュアンスのことを発言したという事に対して、立花さんが「公共の電波を使うな!」というようなことだったようです。
元NHK職員でもある立花孝志さんは、NHK職員時代は有働由美子さんの1つ上の先輩だったそうで、有働さんの金の問題も知っているなどと動画の中では話をしています。
詳しくは動画を見て頂ければと思いますが、ナチュラルエイトが立花孝志さんを訴えようとしている…?というウワサを聞いた立花さんが「かかって来い!」といと発言するなど、個人的には「こういうのを炎上商法っていうのかなぁ…?」という気がしてしまいました。
大橋由佳のすべらないエピソードの数々
小さい事務所ながら「マツコ・デラックス、有働由美子、くりぃむしちゅー」という大物芸能人を抱える敏腕社長である大橋社長ですが、くりぃむしちゅーのマネージャー時代から、数々のすべらないエピソードをお持ちのようです。
その①:「ミニモニ。ジャンケンぴょん!」の替え歌をラジオで熱唱
大橋さんはくりぃむしちゅーのマネージャー時代は、「ババァ大橋」といじられていて、2006年には「ババァはほんっとにババァ伝」というコーナーができたほど。
2006年4月18日に放送されたくりぃむしちゅーのオールナイトニッポンでは「ヤマザキ春のババァ祭り」と題した収録まで行われています。
そしてその中で「ババァ大橋」こと「大橋由佳」さんが「ミニモニ。じゃんけんぴょん!」の替え歌を熱唱していました…(笑)
♪ぱっぱっぱっぱ、仕事さぼろ ぱっぱっぱっぱ ババアだぴょーん ♪
♪自分がネタにされた ぱっぱっぱっぱ いい日だピョーン♪
これは独立する3年ほど前なので、くりぃむしちゅーも当時はまさか大橋さんが自分たちの社長になろうとは思っていなかったかもしれませんね(笑)
このコーナーでは、大橋さんの数々の秘密も暴露されています。
- バツイチ
- 娘が一人
- 入り時間や番組名を間違える
- 海外ロケには必ずついてくる
- 弁当を持ち帰る
- 街でスカウトされたことがある
- JJの読者モデルをやったことがある
その②:「すべらない話」で披露され爆笑をかっさらった「立ち位置」
2008年6月21日に放送された「すべらない話」の中でくりぃむしちゅーの有田さんは、当時のマネージャーである大橋さんの仰天エピソードを披露しています。
くりぃむしちゅーに「お笑いコンテスト番組」の仕事を取ってきたという大橋さんに、有田さんが立ち位置の説明を求めたそうです。
司会?それとも審査員?どんな立ち位置なの?
確認してきました!
有田さんの立ち位置は…(見取り図を広げる大橋さん)
えーっと、この辺だそうです!
「立ち位置」ってそういう意味じゃねーよ!!
微笑ましいエピソードですが、有田さんとしてはイラっとしたのかも知れませんねw
当時の音声が残っていたのでどーぞ!
この2008年の動画の中で大橋さんは「40代ぐらい」と言われているので、今は「50代後半ぐらい」かも知れませんね。その他にも動画の中では17時を7時と間違えたり、おばちゃんならではのミスが多いことが暴露されています。
大橋由佳の年収はどれぐらい?
大橋由佳さんの年収はどれぐらいあるのでしょうか?
6人しか所属していない小さな事務所ですが、まさに「少数精鋭」という言葉がピッタリで、マツコ・デラックスさん1人でもCM出演料含めて、年収7億円と報じられています。
株式会社ナチュラルエイトは非上場企業なので、業績は分かりませんが、マツコさんだけで年収が7億円が本当だと仮定すると、有働由美子さんやくりぃむしちゅーの主力タレントの活躍を考えると、会社として年間15~20億ぐらいの売り上げがあったとしても不思議ではありません。
もちろん、広告費などの経費も大きいでしょうが、社長として利益の5%をもらうとすれば、年収5,000万円ぐらいはもらっていてもおかしくないのではないでしょうか?
大橋由佳の会社が直面している問題とは?
さまざまなメディアの報道によると、株式会社ナチュラルエイトは2020年夏から所属する正社員に対して、業務委託への契約に切り替えを要望しているそうです。
理由として「近い将来、この会社もたたむつもりだから」と伝えたそうで、かつての大橋さん自身がそうだったように、社員にも自分の力で将来有望なタレントを見つけ出すように促しているようです。
目下の業績は悪くないかも知れませんがコロナ禍で芸能の世界も大変らしいので、大橋さんは先見の目がありそうですね。
しかし、実はコロナよりもっと大きな問題が、事務所の稼ぎ頭である「マツコさん」の引退騒動にありました。
マツコさんの引退騒動について聞かれた大橋社長は下記のように答えています。
――マツコさんも最近は、出演している番組で芸能界引退について語っています。
「そうですよね。彼女もまもなく50歳になります。いまのキャラのままで、これからずっと将来も、というのはやっぱり難しいです。
これからどうするのかを自分でも考えているところですよ。
あの人は舞台もやりたがっていますし、日本の食材の優秀さをもっと世界に広めたいとか、いろいろ希望を持っています。
ずっとバラエティ番組のMCだけをやって生きていきたいというわけではないのです。本人がそういう(芸能活動以外の)ことに目覚めた、私はそう理解しています」
引用元:Exciteニュース
実際、マツコさんは2020年9月16日に突然10年間MCを務めてきた「ホンマでっか?!TV」を卒業してしまいました。
この時に、明石家さんまさんは「マツコさんはステージをやりたかった」と答えています。
「(マツコは)ステージやりたかったみたいでね。レギュラー番組を半分削って、土日に全国ツアーみたいなことをやりたかったんだけど、コロナで今年はできなくなって。来年落ち着いたら番組減らして舞台の方を(やる)っていうだけのこと」
引用:Oriconニュース
現在、レギュラー番組やCMを複数かかえているマツコ・デラックスさん、本当に引退してしまうんでしょうか?
大橋さんは本当に会社をたたんでしまうんでしょうか?これから先、マツコさん、そして大橋社長から目が離せませんね!