東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会の表彰式に使われる衣装が韓国の民族衣装みたいでヤバイ!と話題になっています。
この衣装をデザインしたのは山口壮大さんという方ですが、一体どんなデザインをしてしまって、どんな経歴をされているんでしょうか?
また山口壮大さんについて調べていると「韓国人?」という噂や「ジャップ!」という聞き捨てならないワードまで…。
開催に向けてただでさえ炎上状態の東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会ですが、まだ燃えるものがあったとは…!?
もくじ
山口壮大デザインの五輪衣装が『韓国の民族衣装』でダサい?
今回炎上してしまったのはコチラの山口壮大さんデザインの五輪の閉会式で使われる衣装です。
真夏に行われる大会に相応しく、涼しげでそんなに炎上する要素があるとも思えませんが、このデザインが「韓国の伝統衣装に似ている!」と炎上しまくっているのです。
チマチョゴリですか?ちょっと正面からの写真も見てみましょう。
こちらは女性バージョン。
そしてこちらは男性バージョン。
韓国の伝統衣装『パジチョゴリ』と並べてみると…
日韓関係が緊張状態にあるという事もあり、みなさん過剰に反応してしまっている部分は否めないと思いますが、まあ似てるっちゃ似てますねw
ちなみに足元がスリッパに見え、これに対しても「冒涜だ!」という批判の声が上がっているようです。
お披露目セレモニーの映像はこちらからご覧ください。
ちなみに遡ること約50年前の東京オリンピックの時には、こんな感じの着物を着ていたようです。
確かに世界に日本の文化をアピールすることが出来る絶好の場ですので、もう少し「これぞ日本!」という要素を入れても良かったのかも知れませんね。
山口壮太デザインの五輪衣装がに世間の声は?
ネット上ではかなり怒っている方たちがいらっしゃるようです…。
日本人は「みすぼらしい民族」と五輪でアピールしたい者達の仕業としか思えない?!
ちょっと待った!この3つ衣装が東京五輪表彰式のコスチュームだと。2002年日韓W杯でもこんな酷い意匠はなかった。東京ソウル五輪?ボランティアの制服が酷かった舛添時代と同じテイスト。韓服の「オモテナシ」?こんな制服なら断固開催支持だった五輪開催に反対する。普通の浴衣の方が100倍マシです。
ちょっとあまりにも酷いので、再考を検討して頂くよう東京五輪の大会組織委員会に意見を提出しておきました! 日本の夏は暑いけど、着物でも絽や紗といった盛夏用の生地があります。 日本の文化を世界に発信するいい機会なのに!!
韓国系反日勢力は五輪衣装に細工出来る所まで食い込んでて凄いな。 メディア、政界、財界にネットワークが張り巡らされていて、そろそろ007の敵役に出てきても不思議じゃ無い。
ちょっと一部飛躍した受け止め方をされている方もいらっしゃるような気もしますが、山口壮太さんが炎上してしまった理由はこれだけでありませんでした。
山口壮太が立ち上げた『ジャップ』ってまさか…?
山口壮太さんは2015年10月に『ジャップ』というブランドを立ち上げています。
当然の事ながら『ジャップ』には英語で日本人に対する差別用語として知られています。
山口壮太さんはジャップで主に『日本のものづくり』に焦点を当てていたようですので、恐らく『ジャップ』の意味を十二分に理解されたうえでのネーミングだと思いますが…なぜ?
ファッションディレクターの山口壮大が手がけるプロジェクト「ジャップ」が始動し、オンラインショップが10月28日に立ち上がった。主に日本国内のものづくりメーカーと取り組んだプロダクトや気鋭デザイナーのファッションアイテムなどを取り扱う。
引用元:FASHONSNAP
むしろ差別的な意味を揶揄するようなネーミングで日本らしさを出そうという発想だったのでしょうか?
山口壮大が韓国のハーフってマジ?
ネット上には山口壮大は韓国人のハーフだ!という情報が多数ありました。
真相はどうなのでしょうか?
もしかするとそれが理由で韓国の民族衣装のようなデザインに?
山口壮太さんについて遡って調べてみると、2016年には木村カエラさんとコラボで、こんなデザインを発見…。
これって韓国の国旗…ですよね?
ちょっとプロフィールを調べてみましょう…。
「アメリカ人と韓国人の母を持ち…」と書いてありますね、もしかして…やっぱり?!
しかしながら、そのリンク先をしっかりと読み進めていくと…。
「アメリカ人と韓国人の母を持ち」は山口壮太さんの事ではなく、こちらの美しすぎる9歳モデル「エルラ・グロス」ちゃんの事だったようですwww
とんでもない勘違いで誤った情報が拡散されてしまったようですね。
ちなみに、山口壮太さんは過去のインタビューでこのように答えていました。
ごく普通の家庭の、長男として僕は生まれた。
両親ともに公務員。平日はもちろん仕事ばかり。
国籍の事は書かれていませんので、このインタビューだけで「日本人」と断定することは出来ませんが、同様に韓国人であるという要素は一切ありませんね。
山口壮大のプロフィールや経歴は?
- 名前:山口壮大(やまぐち そうた)
- 生年月日:1982年生まれ(39歳)
- 出身地:愛知県
- 学歴:文化服装学院卒業
2006年に文化服装学院を卒業し、宇多田ヒカルさんなどの衣装を手掛けたことでしられるスタイリストの北村道子さんの弟子になりたかったそうですが、北村道子さんの仕事はスタイリングではなく、製作がメインだったことから断念されたそうです。
洋服を集める「スタイリング」ではなく、製作をする「衣装」だからと諭されて、服を作るのは苦手だったので、弟子になることをやめました。
引用元:DRIFTERS
その後、下北沢のHAIGHT&SHIBURYの『NORTH』というヴィンテージのお店で仕事をしていましたが、NORTHが閉店するタイミングでHAIGHTを辞め、『ミキリハッシン』を創業。
創業当初の店舗は4畳程度のボロボロの戦前の建物ので、置いている洋服も10着ほどしかなかったため「セレクトショップ」と言えるのかも微妙なものだったそうですが、「箔が付く」と考えて頑張っていました。
2012年 渋谷PARCOに、次世代型セレクトショップ「ぴゃるこ」をオープン。
ファッションディレクターとして、展示、イベント、ファッションショーの企画など多方面で活躍しています。
過去の山口壮太さんのデザイン作品を見てみるとこんな素敵な衣装だったり…。
こんな『ザ・ジャパニーズ』な感じのデザインのも作ってるんですよね…。
今回はとんでもない事態に巻き込まれてしまった山口壮太さんですが、デザイン云々もさることながら、こんな素敵なデザインだったら国民も納得だったのかも知れませんね。
まあ国民のオリンピックに対するフラストレーションが炎上してしまっただけなのかも知れませんね。