2021年に予定されている東京オリンピック・パラリンピックに向けて、国際オリンピック委員会(IOC)のバッハ会長が何度も登場していますね。
新型コロナウイルスが落ち着かない中、4年に1度のスポーツの祭典をどのように実施するのか、世界中がその手腕に注目しています。
いつも冷静な印象のバッハ会長の振る舞いに、
「バッハ会長はどんだけ稼いでるんだろう?」
と気になった方も多いのではないでしょうか?
結論から申し上げますと、バッハ会長の年収は1億円超です。
一体どんな経歴の持ち主で国際オリンピック委員会の会長に上り詰めたのかも気になります!
もくじ
バッハ会長の現在のIOC委員としての年収は2900万円
バッハ会長は国際オリンピック委員会の会長を務めていますが、どれぐらいの報酬を得ているのでしょうか?
国際オリンピック委員会はスポーツの国際連盟なので、役員報酬などを公開する義務があり、バッハ会長の報酬もしっかり出ていました!
国際オリンピック委員会(IOC)は2日に公表した役員報酬規定で、バッハ会長の年間報酬が定額の22万5千ユーロ(約2900万円)であることを明らかにしました。
引用元:LINE NEWS 2015年4月3日
約2900万円であることを明らかにしました!
さすが、国際オリンピック委員会の会長ともなると夢がありますね~!
しかしながら、バッハ会長の収入はこれだけではありません。
国際オリンピック委員会は2016年のリオデジャネイロ五輪の際に、インタネット放送会社「オリンピック・チャンネル」を開局しています。
日本の一流企業もスポンサーとして名を連ねていて、スイスにある株式会社とスペインの有限会社が運営をしていますが、スイスにある会社の方の社長をバッハ会長が務めており、この会社からの報酬が1億円以上あると言われているのです。
「ぼったくり男爵」IOC・バッハ会長の報酬は1億円超! カネと利権を牛耳る裏収入システム
引用元:東スポ
それでは、一体どんな経歴でIOCの会長職に上り詰めることが出来たのか見てみましょう!
バッハ会長のプロフィール
- 名前:トーマス・バッハ(Thomas Bach)
- 生年月日:1953年12月29日(62歳)
- 出身:ドイツ(旧西ドイツ・バイエルン州ヴェルツブルグ)
- 職業:国際オリンピック委員会 第9代会長
- 学歴:ヴェルツブルグ大学法学部卒業
- 肩書:弁護士
- 言語:ドイツ語、スペイン語、フランス語、英語
フェンシングで金メダリストまで上り詰めたバッハ会長ですが、幼少期はサッカーをやっていたそうです。
当時の西ドイツと言えば、ワールドカップで何度も優勝するなどの超強豪国だったので、男の子なら必然的にサッカーしか選択肢が無かったかも知れませんね。
大学はヴェルツブルグ大学法学部で、法学および政治学を学び弁護士資格も取得したそうです。
フェンシングの選手として活躍していたのは1970年代ですので、大学時代に弁護士になるための勉強をしながら、トップアスリートとしても活躍していたという事になりますね…。スゴイ!
1980年代には、スポーツ用品メーカーのアディダスで勤務し、その後は、建設会社や、電気系の会社の顧問なども歴任…という事で、アスリートとしてだけではなくビジネスマンとしても大成していました!
ちなみに弁護士としての経歴はこんな感じ。
- アディダスの国際関係部の責任者(1985)
- 連邦経済大臣の中産層顧問団の調整役(1988~1990)
- 国際オリンピック委員会委員就任(1991)
- フィリップ・ホルツマン(建設会社)顧問(1995)
- ミヒャエル・ヴァイニッヒの監査役会長(1998)
- シーメンス顧問(2000~2008)
- シーメンス・スイス取締役会構成員(2000~2009)
- MANフェロスタール有限会社顧問(2005~2009)
- ゴルファ・アラブ・ドイツ商工会議所の会長就任(2006)
- メリウス有限会社の顧問委員会委員長(2008~2013)
- ニュルンベルク保険の監査役構成員(2009~2013)
- バルテック有限会社の顧問委員会委員(2009~2013)
- 国際オリンピック委員会 第9代会長(2013~)
やっぱり国際オリンピック委員会の会長ともなる方のは経歴は、イケメンで、金メダリストで、仕事が出来て、4ヵ国語も出来てしまう…と非の打ち所がない感じですね!
バッハ会長は筑波大学名誉博士号も持ってた!
バッハ会長は2016年に筑波大学から名誉博士号という栄誉ある賞も授与されていました!
筑波大学では,トーマス・バッハ国際オリンピック委員会(IOC)会長の来日に合わせて,10月20日(木)に筑波大学名誉博士号を授与しました。
トーマス・バッハ氏は,IOC会長就任直後に,オリッピック・ムーブメントをより持続可能的に進めるための改革に着手し,『アジェンダ2020』をまとめ,オリンピック・ムーブメントの振興,文化・教育プログラムの推進等を提言されました。
引用:筑波大学 2016年10月20日
会長という座にあぐらをかくだけではなく、オリンピック・ムーブメントなどの振興にも尽力されているんですね!
バッハ会長は実は書道が得意?
バッハ会長の画像を探していたら「五輪精神」と書いた書を持っている写真が見つかったので、
「まさか、書道の達人!?」
と思ったのですが、残念ながらセレモニー的な感じで一筆入れただけのようです。そりゃそうですよねー?
でもこれだけ多才な方なら、なんでも出来ちゃいそうな気がしますね!
バッハ会長の選手時代が超イケメン!
そんなバッハ会長ですが、若い頃はフェンシングの選手として活躍していました。
当時の写真を見てみましょう!
どうですかこの横顔!?そして鋭い目つき?!
メチャクチャイケメンですよね?
ちなみに改めて現在はこーんな感じ。
優しそうなオジサンという印象です。
それにしてもずいぶん顔が丸くなっちゃいましたね…(苦笑)
と思って、別の画像を探してみたら…
みなさんの良く知っているいつもの丸顔バッハさんで安心しました(笑)
「横顔イケメン」だったようですね…(超失礼w)
バッハ会長はフェンシングの五輪金メダリストだった!
バッハ会長ですが、1976年にカナダのモントリオールで行われたオリンピックで「フルーレ」というフェンシングの競技において西ドイツ代表として出場し団体で金メダルを獲得しています!
さらに、バッハ会長はその年(1996年)に行われた世界選手権と翌1977年に行われたフェンシングの世界選手権でもフルーレ団体で金メダルを獲得しています!
ちなみに選手時代の成績はこんな感じです。
- 1971年:世界ジュニア選手権 銅メダル(18歳)
- 1973年:世界選手権 フルーレ団体 銀メダル(20歳)
- 1976年:モントリオール五輪 フルーレ団体 金メダル(23歳)
- 1976年:世界選手権 フルーレ団体 金メダル(23歳)
- 1977年:世界選手権 フルーレ団体 金メダル(24歳)
- 1978年:ドイツ選手権 フルーレ個人 金メダル(25歳)
- 1979年:世界選手権 フルーレ団体 銅メダル(26歳)
横顔イケメンでメダルを量産だなんて、さぞモテたに違いありませんね!
バッハ会長の年収はいくら?まとめ
国際オリンピック委員会の第9代会長の年収について調べてみたところ、2900万円という事が判明しました。
また、選手時代のバッハ会長は横顔イケメンだという事が判明しました(しつこい)。オリンピックや世界選手権でも金メダルを量産しており、若かりし頃はモテモテだったに違いないですね!
弁護士資格もお持ちで、名だたる一流企業に勤めた後に国際オリンピック委員会の第9代会長として就任しています。
コロナウイルスの影響で、過去に例を見ないほど困難を伴うスポーツの祭典オリンピック・パラリンピックですが、なんとかバッハ会長の手腕で成功に導いて欲しいと思います!